その後のぴこちゃん
「ぴこちゃん、トライアルへ」の記事を書いてから、その後のぴこちゃんについて書いていませんでした。結論から先に述べますと、お見合いはうまく行かず、我が家に帰ってきております。せっかくぴこを希望していただいたのに申し訳ないことでした。 これは、希望者さんが悪いわけでは決して無く、またぴこちゃんが悪い子だったわけでもなく、お互いのライフスタイルが合わなかったためです。帰ってきたぴこちゃんは至って脳天気。普通に我が家になじんでおります。 自分の乏しい経験からではありますが、保護犬(特に成犬)は、自分なりの生活スタイルを持っていることが多いです。新たな飼い主に懐き、言うことも聞きますが、あうんの呼吸になるまでには子犬に比べて少し時間がかかります。 我が家のゆうすけ君もある程度お互いが分かるようになるまで半年はかかりました。お互いが分かるようになってから躾等を入れていくので、「すぐに」とか「前の犬と同じように」というのは少し難しい場合もあります。 そういう意味では、成犬の飼育は結婚に似ているなぁと思っています。それぞれ別の人生を歩んできた犬とヒトとが、お互いに歩み寄りながら生活していく。時間をかけてお互いが分かるようになり、そのうち空気のように自然に馴染んでいく。そうしたら離れられないパートナーになれると思います。 ステキな結婚相手がぴこちゃんにも現れますように・・・ まだまだ、撫でさせてくれないぴこちゃんではありますが、そろそろお座りを教えていこうかなと思っています。まだ、失敗半分、成功半分ですが、完成の予感がします。完成したらまたお知らせいたします。